ひき逃げは、本当に多いですよね。理由を調べてみました。
なぜ、「逃げる」という選択をするのか?
そもそも、人間を含むすべての動物には「戦う」か「逃げる」かを、一瞬で判断するという本能が備わっているようです。
人をひいてしまったという極限のストレスを感じると、脳がパニック状態になり、一瞬で二者択一をしてしまうそうです。
残念ながら、「戦って」も勝てるはずないので、「逃げる」を選択してしまうのです。
答えを一瞬で決めるわけですから、脳はフル回転しており、処理速度も尋常ではないそうです。
まず、人をひいたときの脳裏に浮かぶのは「警察を呼ぶ?」か「逃げる?」かです。そのあとに「刑の重さ」や「自分の家族」が走馬燈のようにかけめぐるようです。
そして、いろんな情報を試行錯誤して出された答えが「逃げる」なのだそうです。「逃げる」という行動をするまでの間に、こんなことが頭の中で考えられているそうです。
ですから、「戦う」という選択をできるようになるには、何かあったと思えば、真っ先に「車から降りて確認!」ということを、日頃から意識づけることが大事なようです。